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サンドイッチ溶接構造のADVAN Racing ONIをオーバーホール/塗装

2024年1月6日
ADVAN Racing ONI(アドバンレーシング オニ)の16インチホイールです。

古いホイールですので、全体的に艶引けや劣化が出ているので、全て綺麗にフルオーバーホールご希望で、東京都よりご依頼頂きました。



このホイールは旧車系ホイールに良くある構造で、アウターリムとインナーリムでディスクをサンドイッチし、溶接になっているサンドイッチ溶接と言うタイプで、構造的には3Pですが分解出来ないタイプになります。

よって、このまま作業を進めます。

まずはディスクの塗装を剥離し、ブラスト処理で塗装前の素地を整えます。



ディスクのカラーは、メタリック粒子がそこそこ立っているタイプなので、近似のミディアムメタリックシルバーを使います。

ミディアムメタリックシルバーをパウダーコートします。



焼き付けて一旦硬化させます。

堀文字もオリジナルと同じように黒を入れますので、大雑把にマスキングをして周囲を隠します。



黒の塗装は、最後のクリアーはパウダーコートクリアーを使いますので、普通の塗装ですとパウダーコートの焼き温度180℃には耐えられませんので、耐熱性の高い溶剤塗装で行います。



マスキングを剥がし、硬化させる前に表面を拭き取る事で、堀の中の黒だけが綺麗に残ります。



最後にクリアーをパウダーコートします。



アウターリムはポリッシュにしますので、回転研磨でポリッシュにし、さらにバレル仕上げ研磨にかけて綺麗な鏡面ポリッシュにします。

ポリッシュ後のクリアー塗装有無は任意で選択していただけます。

判断基準としては、鏡面の輝き重視はクリアー塗装無し、メンテナンス性重視はクリアー有り、と言う感じになります。

ただし、クリアー塗装無しは保護膜となるクリアー膜が無いので、徐々に酸化により白濁りしてきます。

酸化白濁りはDIY手磨きで解消にはなりますが、定期的にメンテナンスをしながら維持していく必要があります。

一方クリアー塗装有りは、クリアーが保護膜となるので、酸化白濁りはしませんが、鏡面無垢の状態に比べると2割程輝き感が引けます。

また、いずれクリアーの下に水分が混入し、それが白錆となります。

白錆は、クリアーを剥離し素地を磨かなければ除去になりませんので、DIY処理は出来ません。

以上のように、ポリッシュに対するクリアー塗装有無はどちらも一長一短あります。

今回は鏡面の輝き重視でクリアー塗装無しです。

インナーリムは回転研磨で切削無垢肌にします。

Oniのピアスボルトは特殊な形状ですが、お客様ご自身でご用意されており、交換にしております。









アウターリムはクリアー塗装無しなので、鏡のような映り込みです。