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SSRスターシャーク13インチ リム交換(リバレル)フルオーバーホール修理

2018年4月20日
兵庫県からのご依頼です。
当時物SSRスターシャーク13インチです。
7j±0が2本/7.5j-8が2本です。今回はフルオーバーホールと、7jの2本のアウターリムを1.5jアップリムに交換して8.5jにリバレルです。



2本はアウターリムを交換しますので分解します。
旧SSRはアウターリムとインナーリムでディスクをサンドイッチにし溶接接合されておりますので、ピアスボルトを外しても分解は出来ません。画像の上の矢印の溶接跡がアウターリムの溶接跡ですので、溶接部分をカットしてアウターリムを分解します。




あとはいつも通り進めます。
塗装の剥離から下地処理を済ませ、RAL3003の赤で一旦塗装します。普通一般的な赤としてはRAL3020を使いますが、今回はご要望によりやや暗めの赤と言う事で、基本的な赤より僅かに暗い赤(RAL3003)にしました。




焼き付けて一旦硬化させ、星形天面の赤を剥ぎ落としながら切削肌にします。




最後にクリアーを丸塗りします。
メタリックをご希望でしたので、クリアーはメタリッククリアーを使います。




そうこうしているうちにオーダーしていた1.5jアップのリムが届きました。



この手の旧車系ホイールはアウターリムはビカビカの鏡面にする事がほとんどですが、今回は切削っぽい肌をご希望されましたので切削肌に加工をします。切削肌ですのでこのままでは汚れを抱き易いのでクリアー塗装が必要ですが、クリアー塗装をしてから溶接だとクリアー塗膜が溶接熱で焦げるので、溶接をしてから丸ごとクリアー塗装にします。
組み付け後に再度溶接をします。




フランジナット、ボルトを組み付けて完成です。








フランジナット、ボルトはブラックをご希望です。
塗装の黒ではなく、ステンレス黒染のブラックを使っています。



リム交換の2本は、7j±0から8.5j-19になっています。
この手のホイールは鏡面リムが当たり前ですが、このような切削肌も味があって良いですね。