アルミホイールの曲がり/割れ/削れ/欠け/傷/錆/凹みなどでお困りの方へ! アルミホイール修理・塗装のことなら私たちにお任せください! 確かな技術と安心の価格でサービスをご提供いたします。

BBSRSの16インチをディスクポリッシュ加工+リム交換17インチ化

2022年10月29日
BBS RSの16インチホイールです。

ディスクをバレル研磨でのポリッシュ加工と併せて、ダブルステップリムへ交換で16インチから17インチ化ご希望で北海道よりご依頼いただきました。



リバレルリムは、発注から入荷までに、早い時で1.5ヵ月程、遅い時で3ヵ月程、在庫無などの場合は納期未定の時もあるので、先にリムを発注し、入荷までの間に他の出来る作業を進めておきます。

今回ディスクはバレル研磨でのポリッシュ加工ご希望でしたので、ディスクのポリッシュ加工を進めていきます。

まずは元の塗装を剥離し、バレル研磨投入前の下地研磨をします。

この下地研磨が、仕上がりに直結する一番重要な作業です。

ワッフルプレートついていませんが、ワッフルプレートも並行して行います。



下地研磨後にバレル粗研磨へ投入します。



最後にバレル仕上げ研磨に投入します。

下地研磨がしっかり施されていれば、各工程ロスなく1発でここまで光ります。

メッシュの中は特に下地研磨をしておりませんが、BBS RSの場合は素地が悪くないので、下地研磨をしなくてもそこそこ光ります。




6角キャップもポリッシ加工します。



ポリッシュ後のクリアー塗装有無は任意で選択していただけます。

大まかな判断基準としては、鏡面の輝き重視はクリアー塗装無し、メンテナンス性重視はクリアー塗装有り、と言う感じになります。

ただし、クリアー塗装無しは保護膜となるクリアー膜が無いので、徐々に酸化により白濁りしてきます。

酸化白濁りはDIY手磨きで解消出来ますが、定期的にメンテナンスをしながら維持していく必要があります。

一方クリアー塗装有りは、クリアーが保護膜となるので、酸化白濁りはしませんが、鏡面無垢の状態に比べると2割り程輝き感が引けます。

また、いずれクリアーの下に水分が混入し、それが白ミミズ錆となります。

白ミミズ錆びは、クリアーを剥離し素地を磨かなければ除去になりませんので、DIY処理は出来ません。

以上のように、ポリッシュに対するクリアー塗装有無はどちらも一長一短あります。

今回ディスクはクリアー塗装ご希望でしたので、クリアーをパウダーコートします。




ピアスボルトは再メッキ加工します。

ピアスボルトの再メッキ加工は、ある程度元の状態の良し悪しに影響されます。

あまり赤錆びが酷い物はツルツルにならずにザラツキ感のあるメッキになる場合もあります。

当社で再メッキしたピアスボルトは、以降の腐食防止としてクリアーをパウダーコートするようにしています。




リバレルリムの入荷です。

今回は約3か月半程で入荷になりました。




インナーリムはブラックご希望なので、脱脂洗浄後にブラックをパウダーコートします。




リバレルリムのアウターはバフ磨きの状態で入荷しますので、そのままでも使えるのですが、多少バフ目等があるので、自社にて磨き直しで綺麗な鏡面ポリッシュにします。

アウターリムは、鏡面感重視でクリアー無しご希望なので、アウターリムはこれで完了です。

最後に組付けをして完成となります。










アウターリムはクリアー無しなので、まさに鏡面です。