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型式枝番や製造番号が判らない油圧ショベルのシリンダーシールキットを探し出した方法

2019年7月5日
油圧ショベルに使用されている油圧シリンダーのシール損耗によるオイル漏れなど、シリンダーシール交換修理については、当社では以前より、その油圧シリンダーに合うシリンダーシールの種類や数量を選定して「シールキット」として販売しています。

例えば、「コマツ油圧ショベルPC138-10のバケットシリンダー用シールキット」というパッケージでの販売をしています。

この「シールキット」をご注文いただく際、適合する「シールキット」をお調べする上で最低限必要な油圧ショベル情報は、
  • 機械型式
  • 型式枝番
  • シリンダーの種類
になります。

上記で例に挙げた「コマツ油圧ショベルPC138-10のバケットシリンダー用シールキット」の場合ですと、「PC138(機械型式)」「-10(型式枝番)」「バケットシリンダー(シリンダーの種類)」が、適合する「シールキット」をお調べする上で最低限必要な油圧ショベル情報となります。

特に「型式枝番」については、同メーカー・同機種であってもマイナーチェンジで異なる部品を使用しているケースもあるため、重要です。



今回「シールキット」をご依頼くださったお客様ですが、油圧ショベル情報としてわかるのは「機械型式」と「シリンダーの種類」の2点のみでした。

『機械が古くて銘板(コーションプレート)も見つからないので、「型式枝番」も、製造番号(シリアルナンバー)も判らず、専門店などあちこちの会社に聞いて回ったが、どこにも対応してもらえず困っている』という事でした。

当社では、このような状況でも、豊富なノウハウを駆使して適合する「シールキット」をお探し、お客様のお困りを解決いたします。

適合する「シールキット」をお探しするにあたり、最初に思いついたのが “現物合わせ” です。

『油圧シリンダー内部のシールを取り出してお送りいただき、シールサイズを調べる』という方法ですが、今回のお客様の場合は、すでにシールが破損状態(復元ができない状態)になってしまっているという事でした。

次に考えたのが、経費こそ嵩んでしまいますが、把握できている「機械型式」から『その機械型式で使用されているすべてのシールキットを購入し、油圧シリンダーに取り付けてみる』という方法です。

今回は、油圧ショベル「機械型式」の製造時期より、計4種類の「シールキット」が該当しました。

ヘッド側のシールは共通なので、ピストン側の(サイズが異なる)4種類のシールをすべて購入していただく事で、適合する「シールキット」を探し出せないというような最悪の状況は回避できました。

ただ、4種類のうち正解は1種類。3種類は無駄となってしまいますので、この方法は “奥の手” “最終手段” となります。

当社の協力会社が『油圧ショベルの油圧シリンダーに関する膨大な資料を保有し、調査手段がある』からこそできる離れ業ではあります。


シリンダーシールキットが無く、オイル漏れでお困りの方は、ご相談ください。





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