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極太BBS RS 15インチ フルオーバーホール/再塗装修理

2017年11月8日
埼玉県からのご依頼です。
15×13J-58/10J-7の極太BBS RSです。BBSジャパンになる前のドイツ製BBS時代のRSです。
四半世紀以上の物なので、当然痛みは結構酷い状態でした。リムも今日に至るまでに何度か磨かれているのでしょう。交換する程ではありませんが、それなりに薄くはなっております。
これを元通りに綺麗に復活させます。



塗装の剥離から下地研磨後に再塗装です


ディスクとセンタープレートは同仕上げですので同時に進めます。
塗装を剥離、ブラスト研磨、ツール研磨後にさらにバレル粗研磨で塗装の下地を作ります。




1コート目にゴールドをパウダーコートです。




一旦ゴールドを焼き付け後にパウダーコートクリアーをリコートします。






もう一度焼き付けてゴールドで完成です。




インナーリムを塗装剥離から回転研磨で塗装の下地を作ります。
腐食の酷かった個所は浸食跡として残りますが、パウダーコートで封じてしまいますので、ここからまた腐食が出始める事はありません。




パウダーコートグロスブラック塗装です。




6角キャップは丸ごとポリッシュ加工にします。



ピアスボルトは赤錆が出ていて洗浄だけでは綺麗になりませんので、再メッキとなりました。



アウターリムの画像を残しておりませんでしたが、回転研磨→コンパウンド磨き→バフ磨き、普通はこれでポリッシュ完成ですが、当社の場合はここからさらにバレル仕上げ研磨にかけ、バフ目や光沢ムラの無い超鏡面にします。
クリアーの有無の選択は、今回はクリアー無しを選択されました。
クリアー無しの酸化白ボケに関してはこちらを参照下さい。
クリアー有り白錆発生に関してはこちらを参照下さい。


組付けをして完成となります。



横にするとリムが深過ぎてディスクが見えなくなる程です。









オーナメントとエアーバルブは後日新品交換とさせていただきました。
以前にも似たサイズの極太BBS RSをフルオーバーホール修理させていただきました。
その時は、15×12.5J-60/9.5J-10でした。リアのタイヤサイズは345/35-15でした。