幅広シューに対応する2個連結「溶着用ステップ」の組み上げ手順
2022年6月14日
北海道などで使われている事が多い幅広シューの場合、ステップ(タラップ)が1段だけだと足をかけにくい為、2段ステップ(タラップ)にしている油圧ショベル(バックホウ)も多くあります。当社で販売している「溶着用ステップ」についても、ステップ連結部材の専用プレートを使用して(「溶着用ステップ」を)2個連結する事で、幅広シューに対応可能です。
今回は、2個連結「溶着用ステップ」の組み上げ手順をご紹介します。
<必要となる部材>
- 溶着用ステップ × 2個
- 専用プレート × 1枚
- ボルトナット(Wナット)セット × 2セット
① 1個目の「溶着用ステップ」と「専用プレート」を組付けます
「専用プレート」をよく見ると、両端に角度が取られています。
狭くなっている方を「溶着用ステップ」側に向け、ハンマー等で叩き入れます。
② 1個目の「溶着用ステップ」と「専用プレート」を全周溶接で溶着します
溶着前に、「専用プレート」の両端が「溶着用ステップ」の内側に収まっている事を確認します。また、「専用プレート」に空いているボルト貫通穴と、土台となるもう1個の「溶着用ステップ」に空いているボルト貫通穴の位置を合わせます。
③ 土台となるもう1個の「溶着用ステップ」を組付けます
溶着した「専用プレート」「溶着用ステップ」と、土台となるもう1個の「溶着用ステップ」を、工具を使ってボルト止めします。
④ 2個連結「溶着用ステップ」の組み上げが完了
組み上げが完了したら、油圧ショベル(バックホウ)本体に土台側の「溶着用ステップ」を溶着します。