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スキッドステアローダーで駐車場を除雪するための取付エッジ選定

2022年2月10日
ボブキャットやジョブサンなど、除雪で使用するスキッドステアローダーのバケットに、エッジを取り付ける方が増えています。

元々、スキッドステアローダー用バケットにはエッジが無いので、地面と擦れ合うバケット先端部は、一定間隔での修繕が必要でした。

その修繕方法は「バケット先端部を切断して、新たな先端部を溶着する」という形が定番となりますが、これは、費用も時間もかかります。

そこで「バケット先端部に、鉄製エッジやウレタン製エッジを取り付ける」とバケットを摩耗させずに済み、そうすると「その後はエッジ交換にて、簡単且つ低価格に修繕できるようになる」という事は、これまでにも記事にしてきました。



そして今回は、スキッドステアローダーをお持ちのお客様より『駐車場のラインを極力傷めず除雪をしたい』というご相談をいただきました。

マンションやコインパーキングなどの駐車場も、当然のことながら除雪が必要です。スコップでの雪かき作業は時間・労力共に大きな負担となりますので、除雪機があれば作業効率は段違いです。そのため、除雪機としてスキッドステアローダーを導入されている方も多くいらっしゃいます。

ただ、スキッドステアローダーで除雪作業を行うと、『春を迎えた時に、バケットの摩耗はもちろん、駐車場のラインが消えてしまっているので復旧作業が大変』との事です。

今回ご相談いただいたお客様にはまず、
  • 鉄製エッジとウレタン製エッジのメリット・デメリット
  • 使用条件にあたってのエッジの選定方法
  • スキッドステアローダー用バケットの穴あけ位置
などをお知らせいたしました。

ご検討いただいた結果、『まずは鉄製エッジの使用感を試しつつ、来期はウレタン製エッジも検討する』という結論に至りました。近日ご購入ということでご連絡をいただいております。



鉄製エッジとウレタン製エッジ、どちらの使用が最適か?悩んでいらっしゃる方は、お気軽にご相談ください。