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草刈りハンマーナイフモア用「石飛防止チェーン」の効果

2018年3月4日
草刈りハンマーナイフモア(ハンドガイド式草刈り機)を使用する除草作業では、草刈り機の回転刃が高速で回転するため飛び石による多くの事故が発生しています。
実際に刈幅1500mmの草刈りハンマーナイフモアを用いて下記の実験結果が報告されています。


◉実験内容

模擬小石(セラミック球φ12mm)60個を砂台に埋め、前方に設置したクラフト紙の損傷、貫通した数量


◉使用機種

コマツゼノアZHM1510


◉装置の種別と貫通数

1.装着無しー59.0個、前方飛散率 98.3%
2.クサリ(粗)ー17.7個、前方飛散率 29.5%
3.クサリ(密)ー9.0個、前方飛散率 15.0%
4.ゴム板(粗)ー1.7個、前方飛散率 2.8%
5.ゴム板(密)ー1.0個、前方飛散率 1.7%


◉試験データー

飛び石試験リポート「ハンドガイド式草刈機による飛石の再現実験」


試験結果として「石飛防止チェーン」を取り付けることにより、70〜80%の前方への飛散を防いだということになります。

ゴム板を付けるとほぼ100%近い飛散を防ぐ結果となりましたが、草刈り作業の際、ゴム板を設置すると草が横倒しになり回転シャフトへの食い込みが悪く作業効率が極端に低下します。このため草丈が50㎝以上の高い場合の除草作業の際はチェーンを使用する場合が多いです。
事故例を見ると初めはゴム板を付けていたものの割けてしまい取り外したケースや、草が刈れないために取り外したケースの後に起きた事故もあります。この辺も考慮し安全対策を行った方が良いかと思います。

実際に事故は多く報告されていまずが、それ以上に飛び石による人間、建物、自動車に被害を与える事故があると推測されます。
自己が起きてからでは遅いので、少なからず簡単にできる事故対策をしてはいかがでしょうか。