タイヤショベルエッジ専用プロボルトの形状について
今回お客様からご質問をいただいたのはプロボルトの形状についてです。
プロボルトの形状は頭が平たく、テーパーを経て根角部分(下図D)となります。根角部分からは丸棒部分(下図C)を経てネジ山部分(下図B)のまま先端までという形状です。

お客様から実際にエッジの取り付けをしたところ、C:丸棒部分が長く、ナットを回しても締め付けができないので、C:丸棒部分の短い物=B:ネジ山部分の長いタイプはないか?という内容です。
結論から言うとプロボルトについてはB:ネジ山部分の長い物はありません。
下図は5/8のプロボルトを並べた写真です。
見てわかる通り、B:ネジ山部分の長さは共通です。A:全長が長くなることでの変化はC:丸棒部分の長さとなります。

上記からお客様が締め付けできないのはプロボルトの全長が長すぎたため使えない、という事です。
通常プロボルトは太さから想定される全長を割り出しています。極端にいうと5/8では50〜70mm頃が最も一般的な長さとして設定されているので、太さ5/8で全長100mmや150mmなどは一般製作されていません。
※最適な長さを割り出す際はワッシャーも含みますので取り付けの際はセットになっているワッシャーもご使用ください。
プロボルトについての疑問、不明点がありましたらお気軽にご相談ください。





