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トヨタジョブサン4SDKL4のバケットエッジを交換が簡単な脱着式に変更

2019年10月8日
冬直前、除雪用機械のメンテナンスはお済ですか?

本日は、お客様が保有しているトヨタ製スキッドステアローダー「ジョブサン」の『摩耗したバケットエッジの補修作業を簡単にしたい』というご相談をいただきました。

「ジョブサン」はコンパクトな機体なので、限られたスペースでの作業には絶大な威力を発揮しますが、幹線道路の除雪などに用いられる事はあまり無いため、バケットエッジのツメ先の減り方も緩やかとなるようです。

ただ、緩やかとは言いつつも、地面に接する部分のため、いずれはバケットエッジの補修が必要となります。

従来、「ジョブサン」のバケットエッジは、ボルト止め方式ではなく、バケット一体型となっておりますので、バケットエッジが摩耗した際には、減ってしまったエッジ部分を切断して新たなエッジを溶接するのが一般的ですが、この補修作業は大変です。

そのため当社では、『バケットの先端にボルト穴を開けて、エッジをボルトで簡単に交換できるようにする』脱着式エッジへの変更をお勧めしております。



脱着式エッジについては、『極力バケット幅に近い寸法』で『国内量産されていて、価格が安い』且つ『今後も入手が容易』な物をご用意いたします。


今回ご相談いただいたお客様も、脱着式エッジへ変更することでご依頼をいただきました。

お客様の「ジョブサン」は、『機械型式が4SDKL4で、バケット幅が900mmである』ことをお調べいただいたので、『ブルドーザー用エッジとなる、16×160×914/6穴というサイズの脱着式エッジ』をご提案いたしました。



最初の取り付け時に、バケットエッジの先端にボルト穴を開ける作業が発生しますが、約1万円程の部品費用で交換することが可能です。

また、今後使用を重ねる事でバケットエッジのツメ先が減っても、『脱着式エッジを反転することで、もう一面の新しいツメ先を使用することが可能』です。

尚、このサイズはブルドーザー用エッジで広く使われているため、今後の部品供給面も問題ありません。


除雪機械用のエッジについては、お気軽にご相談ください。