建設機械/農業機械用特殊アタッチメントの設計・開発・製作、建械/農械部品の販売・レンタル、中古販売・買い取り、整備・修理・メンテナンス

製作ピンオーダー記入表への記入の注意点 見積依頼、発注時など

2019年1月16日
当社に寄せられるご注文でも上位にくるピンやブッシュなどの製作依頼。
製作物については返品対応が難しくなる商品となるため発注前に慎重に情報の確認を行っています。

基本的には当社のピン、ブッシュ専用のオーダー記入表にもれなく記載いただけると間違いはありませんが1点注意事項があります。

通常ブッシュの内側(内径)にピンが挿入される形となります。よってブッシュ内径とピン径は同じ数字にならなくてはいけません。



が、よくよく考えるとちょっとした疑問点が浮かびます。

「ブッシュ内径とピン径が全く同一だった場合、ブッシュにピンが入らないのでは?」

確かにその通りなのですが、当社では便宜上0.1mm以下の修正を加えています。イメージとしては「薄皮1枚」です。
0.1mm以下の誤差(すき間)であればピンに振動が加わっても振動は感じることができないくらいの微々たるものです。
このような修正をされた物を製作しますのでご安心ください。

ただ、お客様の方で80mmのピンを79mmと記入される方もいらっしゃいます。
バックホウで使用されているピンのほとんどは「5mm」刻みなので当社では発注時に80mmではありませんか?と確認をするようにしています。
もし、1mmのすきまがある状態で使用を続けるとピンとブッシュの接触部分の摩耗は早くなります。

オーダー記入表へはお客様の希望する数値をご記入ください。