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ランエボⅩ  HIPER MAXⅢ sports③

2008年2月28日
最後にアライメント調整を施します!





冬季間での使用(慣らし)を前提に各アライメント要素を設定・調整します







当社ではもちろんエボⅩなどの新型車のアライメントデータも取り揃えております







あくまでも基準データですが、エボ9と比較しての相違点はフロントのキャスター角の基準値が異なっていました。(厳密に言えばストラット形状なのでノーマル状態でのキャスター角調整は出来ないのですが)

エボ9と比較してフロントのキャスターが若干寝かせ気味の設定となっており、前述の重量バランスやオーバーハング重量の違いからくる設定値の違いではないか、と思いました。(軸重が変わればブレーキング時やターンイン時のキャスター変化量が異なってきます)








今回は冬季間(慣らし)での使用を前提としている為、車高や減衰力も合わせて変更・調整しています。試乗した感じですと、あくまで車両(エンジン)自体が慣らし中に加えて圧雪路なのでそれなりの感想ですが、路面からの入力に対する車体の挙動変化やこちらの操作に対してのレスポンスが非常に良い(良い意味で若干タイトな味付け感)

また、速度域に関係なくピストンスピードに対しての減衰力の変化がリニアに変動し(同じ速度域でも路面のアンジュレーション(凹凸や路面μなど)によって瞬間のピストンスピードは常に変化する為)、ステアリングに対するキックバックインフォメーションが非常に掴み易く、身体の腰を中心とした時のヨー(旋回方向)変化や、全長調整式の利点である【車高とストローク量のバランス】からくるロール感も十分掴める為、次のアクション・アプローチ(コーナーへのターンインなど)が安心して起こせる。・・などの印象を受けました。



__結論から言って・・・  早くサーキットで実力を試したい!!・・ と (笑)__


この車両は2ペダル:セミA/T(ツインクラッチ)の【SST】仕様で、あくまで街乗りレベル+まだ慣らし中なので何とも言えませんがシフトスピードはかなりのモノで中々出来が良さそうな印象を受けました
(シフトダウン時のブリッピングも電スロの制御と相まって、かなりしっかりと同期していましたし)


また車体の剛性感もノーマル状態で比較すれば先代のエボ9よりも剛性感があり、これまたサーキットなどで相対的な比較を早くしたくなるに十分な期待感がありました