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ランドクルーザー 300 3.3LディーゼルターボのECUチューン!

2025年10月6日
先日募集させて頂いた新型ランドクルーザーのECUチューンモニターでしたが、すぐに応募頂いたF様の車輛でデータ作成させて頂きました!



今回のモニター車輛は『70th Anniversary Edition』



3.3Lディーゼルターボでカタログデータ309馬力というスペックです。





試運転させて頂きましたが、ハイエース、ランクルプラド、ハイラックスと比較すると加速感やトルクがすごいですね。

しかし何度も加速させていくとすぐに慣れてしまいます。

1週間色々データを検証しながらECUチューンをさせて頂きました。



データが完成してから試乗しましたが、重たい車体が軽く感じるくらいパワー&トルクアップしました!

少なく見積もっても、パワー50〜60PS、トルク10〜15kgmはアップしていると思います。

弊社のデータは、現実のスピード域ではリミッターが当たらないところまでリミッターの数値を上げております。


パワーアップに関する要点としましては、まず第一に燃料の噴射量を上げる事がポイントとなります。

昔のアクセルペダルにリンクして、噴射ポンプを回して欲しいパワーと噴射量を調整していた頃と原理は同じです。

良く誤解されますが、いくらターボの過給圧、ブースト圧を上げてもそれだけでは一切パワーは上がりません。

ガソリンエンジンの場合は、まずは空気量、過給圧を上げた後にそれに見合った燃料噴射量を増やして行きますが、ディーゼルエンジンはこの逆になります。

ディーゼルは、もともと空気過剰の中に燃料を噴射して燃焼させてますので、少しのパワーアップくらいであれば、空気量を増やさなくても良いのですが、大幅にパワーを上げようとしますと、補助的にブースト圧を上げて空気過剰の状態を作りませんと、濃い燃焼に寄るディーゼルノック(騒音弊害)やDPF廃棄フィルターの詰まりが起きますので、弊社のデータではそれらが起こらないよう、適正程度にブースト圧も補助的に上げております。

もう一点、ディーゼルチューニングで、噴射量を増やすとエンジンオイルに混ざって油量が増え、オイル希釈が起きます。弊社は、お客さまからのフィードバックを頂きながら長い時間を掛けてライフテストを行い、DPFの再生サイクル回数、オイル希釈の問題も踏まえながらパワーアップと両立出来るデータを作成しております。

確実に違いを実感できるかと思います!

ご興味がある方は是非お問い合わせください。

価格は20万円(税別)



↓納車後にお客様からインプレを頂きました。

『とても快適な走りになり楽しく帰ってこれました!ガソリンターボに乗ってる感覚でした。
特に中高速のフィーリングが格段に良くなったと思います!ありがとうございました』

とありがたいお言葉を頂きました。

※すでにご予約頂いている現行ランクル300ですが、F33A-FTV 3.3LディーゼルターボのECUデータが完成しましたので、モニター車輛でのテストが終わりましたらリリース開始します!

ガソリン車のリミッター変更などのデータも完成しておりますので、これからパワーアップデータを作成致しますので、完成次第モニター車輛を募集させて頂きます!