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ハイエース200系4型の潰れたフロントドア周りを引き出し板金で骨格修正

2020年1月16日
昨年末に、単独事故による自動車保険修理でお預かりいたしましたトヨタハイエース200系4型の修理作業を進めています。



まずは損傷度合いを確認する為に、バラバラに分解していきます。


右フロントドアの上側が大きく開くほど変形していた損傷箇所は、ドアの下側ヒンジ部分が奥に押されて「極端に言うと、ドアが斜めに付いている」形に変形してしまっており、見て分かるように運転席内部まで潰れています。


リア周りの損傷箇所は、テールランプを外してみると、テールランプ取り付け内部がグシャリと歪んでしまっています。



更には内側にまで損傷がおよび、パネルの合わせ面が剥がれてしまっています。


また、タイヤハウスのインナー部が大きく損傷しています。おそらく、積んでいた荷物が事故の衝撃で移動してぶつかり損傷したものと思われます。(※これは、内板まで損傷が無いかどうか?見てみなければ気付かない箇所です。事故損傷は、外板だけではなく、思わぬ所で損傷している事もあるので要注意です。)


損傷度合いの確認を済ませましたので、修理作業に移ります。

フロントドア周りから骨格修正していきます。

アウターパネルを一度外し、引き出し板金作業を行います。(※アウターパネルがある事により「引き出しにくい」「引き出し板金作業を行なっても、内側の修正したい部分がなかなか直らない」事もありますので、アウターパネルを一度外して引き出し板金作業を行います。)


引き出し板金後に、アウターパネルを溶接し直して、フロントドア周りの修正完了です。


引き続き作業を進めていますのでご安心下さい。全ての修理作業完了及びお引き渡しまでもう少しお待ち下さい。