95プラドのタイヤハウス錆穴とリアショック取付部崩壊箇所を修理
その後にディーラーさんで給油口のワイヤー交換をしたそうですが、その際に『リアのタイヤハウス(左右共に)に大きな錆び穴が空いている』事が分かり修理ご相談をいただきまして、後日入庫予定になっていました。
ですが...ゴールデンウィーク連休中に遠出した時に『リア足回りに違和感を感じた』との事で別途ご相談ご来店され、見てみるとリアショックのアッパー取付部(リアフレーム)が腐食で突き抜けた状態になっており、緊急入庫となりました。

緊急入庫となった為、スケジュールを組み直してリアタイヤハウス修理も今回一緒に行う事になりました。
まずは、緊急入庫となった原因のリアフレーム修理から行います。
作業の為にリアショックを取り外すと・・・アッパー取付部には崩壊したリアフレームの破片がくっついている状態でした。。。

リアフレームの崩壊した箇所(リアショックのアッパー取付部)を製作していきます。

製作した箇所の中に水が溜まらない様に、多めに水抜き穴を開けました。

錆止め塗装とアンダーコート施工して、リアショックを取り付けます。
リアフレームの修理完了です。

続いて、リアタイヤハウス修理を行います。
ラゲッジルームの内張やリアシートを外して、室内側からも錆び穴の状態確認をします。


左右共にアルミテープなどで簡易的に穴埋め補修されていますが、すでに水漏れしている状態でした。。。


アルミテープなどを剥がしてみると・・・左右合わせて3箇所の大きな錆び穴が空いている事を確認できました。


予算の関係上で最低限の修理ご依頼ですが、出来る限り修復する作業内容で進めていきます。
錆び穴周辺の弱っている鉄板を叩いて崩します。


新しい鉄板で錆び穴によって無くなった箇所を作り、溶接で固定します。

内側と外側からシーリングで防水します。


おまけ作業で、錆び穴からの水漏れで錆びたであろうフロアーをサビ落としと錆止め塗装します。

ラゲッジルームの内張やリアシートを元に戻して、リアタイヤハウス修理完了です
修理の頻度が増えてきておりますが『もう少し乗り続けたい』との事ですので、お力にならせていただきます。
施工依頼ありがとうございました。