ハイエーススーパーロングの朽ちた荷室フロア/フレームを新品交換修理
ハイエーススーパーロングハイルーフでは「荷室フロアのリヤゲート付近やタイヤハウス横にサビ穴が空きやすい」のはよく聞く症状です。
車両を確認すると、こちらの車両もサビ腐食が酷く・・・通常フロアの上から鉄板が糊付けビス打ちされておりました。
その鉄板を剥いで、まず下見します。

床(フロア)のサビ腐食状態がかなり酷く半分朽ちているような状態なので、修理というより作り直す必要があります。
その床(フロア)をどうやって作ろうか?考えながら、ちょっとトヨタに部品の確認をしてみた所・・・同様の症状はとても多いらしく、メーカーで荷室フロアを提供しているという事が判りましたので、新品に張り替えます。
方法が決まったので、現状の荷室フロアを剥がしていきます。

荷室フロアを剥がすと・・・フロアフレームが後方側から3本朽ちていて、強固なはずのフレームがしなります。

その為、この部品もトヨタに確認した所・・・フロアフレームも提供しているとの事でしたので、新品を取り寄せて交換しました。

そして新品フロアを載せていきます。

作業を進めていると・・・オーナーさんがキャンピングシートを持参され『キャンピングシートを付けて欲しい』という事なので、取り付けます。

フロアの仕上げには「防音シート」と「ラプターライナーのアンダーコートグラビテックス」を内側に施工して、防音・防振・防錆の効果も出すようにしました。

最後に下回り側にもアンダーコートグラビテックスを塗布して、修理完成です。
施工依頼ありがとうございました。