メルセデスベンツ GLC 220d ディーゼルターボのECUチューン!

2.2Lのディーゼルターボエンジン、9速ATです。
カタログスペックはノーマルで194PS、トルク40.8kgmです。
まずはノーマルのまま試乗しましたがそこそこ速いですね。
ただアクセル踏み込むとワンテンポ遅れてしまうレスポンスの悪さが気になってしまいました…
この車両はエンジンルーム内にECUがありますので、まずは取り外して色々なMAPを検証してデータを取りながらECUチューンをしていきます。

データが完成してから試乗しましたが、レスポンスが良く、2tの車体が軽く感じるくらいパワー&トルクアップしました!

少なく見積もっても、パワー50〜60PS、トルク10〜15kgmはアップしていると思います。
明らかにフィーリングの違いを感じられます。
特に街乗り低速時にアクセルを少し踏むだけで良い低速度に上がってくれるので、ディーゼル特有のエンジン音もあまり気にならなくなりました。
また燃費効率も確実に良くなっていますので、ECUチューン前よりも燃費が良くなりました。
弊社のデータは、現実のスピード域ではリミッターが当たらないところまでリミッターの数値を上げております。

パワーアップに関する要点としましては、まず第一に燃料の噴射量を上げる事がポイントとなります。
昔のアクセルペダルにリンクして、噴射ポンプを回して欲しいパワーと噴射量を調整していた頃と原理は同じです。
良く誤解されますが、いくらターボの過給圧、ブースト圧を上げてもそれだけでは一切パワーは上がりません。
ガソリンエンジンの場合は、まずは空気量、過給圧を上げた後にそれに見合った燃料噴射量を増やして行きますが、ディーゼルエンジンはこの逆になります。
ディーゼルは、もともと空気過剰の中に燃料を噴射して燃焼させてますので、少しのパワーアップくらいであれば、空気量を増やさなくても良いのですが、大幅にパワーを上げようとしますと、補助的にブースト圧を上げて空気過剰の状態を作りませんと、濃い燃焼に寄るディーゼルノック(騒音弊害)やDPF廃棄フィルターの詰まりが起きますので、弊社のデータではそれらが起こらないよう、適正程度にブースト圧も補助的に上げております。
もう一点、ディーゼルチューニングで、噴射量を増やすとエンジンオイルに混ざって油量が増え、オイル希釈が起きます。弊社は、お客さまからのフィードバックを頂きながら長い時間を掛けてライフテストを行い、DPFの再生サイクル回数、オイル希釈の問題も踏まえながらパワーアップと両立出来るデータを作成しております。
同じメルセデスベンツ GLC 220d ディーゼルターボに乗られているお客様に試乗して頂きましたが『自分のノーマル車と比較して全然加速が違う』と驚いていらっしゃいました。
確実に違いを実感できるかと思います!

可能な限り色々な車種のディーゼルターボECUチューンを施工致しますので、是非お問い合わせください。









