R35GT-R フルノーマルのセッティングをご依頼頂きました!
外装以外はノーマルの車輛ですが、600馬力を目標にセッティングしていきます。
ベースデータを作成してダイナパックに設置してからエアクリーナーを確認すると…

スポンジがボロボロになっていたので純正のフィルターに交換しました。

セッティング開始しましたが…
今度は設定通りにブーストがかからない…
ブーストソレノイドバルブの故障ですね。
タービンに近い場所に付いているので熱で劣化してます。
熱対策とメンテナンス性を考慮して熱害の少ない場所にソレノイドを移動しました。
その後ロガーで確認しながら慎重にセッティングさせて頂きました。

徐々にブーストを上げていき⒈4kまでで終了しました。

パワー589.8PS、トルク90.3kgm
純正の触媒が詰まり気味で、目標馬力の600馬力には届きませんでした。
次回メタル触媒に交換して600馬力オーバーを狙いたいですね!
今回もバブリング仕様に致しましたのでパンパン鳴ります!
ステアリングのクルーズコントロールキャンセルボタンスイッチを長押しすると切り替えることが出来ます。
水温計で1〜4のチャンネル切り替えが確認出来ます。

ブーストは1.2Kと1.4Kに設定しました。
チャンネル1 ブースト1.2k
チャンネル2 ブースト1.4k
チャンネル3 ブースト1.2k+バブリング
チャンネル4 ブースト1.4k+バブリング
クルーズコントロールスイッチのUPスイッチで現在のブーストも確認出来ます。
同時にTCMも1.5Mに変更してMY21のローンチコントロール付きデータを書き込みました。
実走行でローンチスタートも確認して納車になりました!